秘湯という言葉には、とことん弱い。
山形には、「米沢八湯」という個性的な温泉があり、その中の「姥湯(うばゆ)」温泉は秘湯としても名高い温泉だとか。
これは一度は行かねばと。
山形の姥湯温泉に入ってきたことについて綴っています。
姥湯温泉ってどんな温泉?
山形県も豊富な温泉で有名な都道府県ですよね。
蔵王温泉に、銀山温泉に、天童温泉・・・。
また、米沢市には「米沢八湯」という八つの温泉が湧いているそうです。
その中のひとつが姥湯温泉。
福島の県境に近い、標高1,300mの高地にあって、一軒宿の「桝形屋」さんが営む温泉です。
混浴と女性専用の露天岩風呂が有名で、日帰りの利用も可。
温泉までの道中はけっして楽ではありませんが、絶景を見ながらの露天に浸かれば、来て良かったと思う事は間違いないでしょう。
激おすすめです!
今回は日帰り入浴でしたが、 一軒宿 ですのでもちろん宿泊も可能!
できる事なら、泊りでゆっくりしたかったですね・・・。
姥湯温泉の泉質は?
姥湯温泉は単純酸性硫黄泉。
乳白色のお湯は、いかにも温泉感がたっぷりで、見た目でも楽しませてくれます。
もちろん、お湯の方も凄くいい感じです。
硫黄泉らしく、独特の卵臭が気分を盛り上げてくれます。
飲めるかはわかりませんが、少し舐めてみると・・・なるほど酸性。酸味が鼻の奥を刺激します。酸っぱ苦い。不味い。笑
厳選かけ流しとの事で、加温・加水はありません。
ただ、源泉51℃との事ですが、実際に入ってみるとちょうど良い温度です。
本当に良いお湯でした!
源泉 | 姥湯源泉 |
泉質 | 単純酸性硫黄泉 |
効能 | 慢性胃腸病・湿疹・神経痛など |
泉温 | 源泉温度:51℃ |
姥湯温泉に行ってきた
標高1,300mの山奥と言うだけあって、行くまでは少々大変。アクセスは決して便利ではないです。
ただ、車で行けますので、絶望的な秘境というわけではありません。
それでも、道中は急坂&ヘアピンカーブと坂やカーブの連続。
運転に自信のない方は、運転の上手い人に連れて行ってもらいましょう。
姥湯温泉の道中で有名なのが「スイッチバック」。
あまりの急なカーブで、昔は車を切り返しながら行かないと進めなかったという話です。
今では、多少の改修がされて、普通乗用車くらいであれば、そのまま進めます。
それでもかなりの急坂&カーブですが。(最大傾斜22度だそうです)
山道を抜けると、駐車場があります。
ただ、温泉や枡形屋さんの直前に停められるわけではなく、温泉まで250mの場所。
車を停めてから少し歩かないと行けないんですよね。
(宿の手前が登坂になっているので、40代運動不足には少々キツイ・・・)
でも、歩いている途中も景色は最高。
桝形屋さんが見えてくると、自然とテンションがあがってきます。
今回は(今回も?)日帰りでの立ち寄り湯なので、入浴料をお支払いして、さっそくお風呂へ。
露天はふたつ。
混浴と女性専用の露店がありますが、時間ごとに入れ替わりになるようです。
さっそく着替えて、乳白色のお風呂へ。
前述の通り、硫黄の香りが立ち込めるお湯。
山の中のゴツゴツとした岩場にある温泉。
視線を遠くに置けば、まさに絶景。堪らないひとときです。
秘湯という名の温泉はたくさんありますが、名ばかりのところも沢山ありますよね。
ただ、姥湯温泉は本当に秘湯と呼べる温泉のひとつでした!
(宿泊ではないので、お宿の様子はわかりませんが)
姥湯温泉の基本情報・営業時間・入浴料
姥湯温泉は、温泉宿の「桝形屋」さんが営む温泉です。
姥湯温泉の日帰り入浴時間と入浴料
日帰りでの入浴は、
定休日は不定休なので、注意して下さい。
ちなみに、11月上旬~4月下旬は冬季休業になる(らしい?)です。
姥湯温泉へのアクセス・駐車場
【車で行く場合】
東北自動車道「福島飯坂I.C」より国道13号線「米沢方面へ」(約20分)≫米沢市板谷より山道14km(約40分)
インターから1時間ほどですが、山道が結構きつい道ですので、アクセスは決して楽ではありません。
ただ、行く価値はあると思いますよ!
【公共交通機関で行く場合】
JR奥羽本線「峠駅」下車。徒歩8㎞(※宿泊者の場合には、送迎もあるそうです)
日帰りだと、歩きですね。8㎞で2時間以上掛かるみたいです。
ちなみに、この峠駅もちょっとした観光地になっているみたい。
標高が626mと奥羽本線内で最も高い駅で、「駅舎」と「峠の力餅」が有名です。
時間があったら寄ってみると良いかも知れません。
姥湯温泉は米沢八湯のひとつ
冒頭でも触れましたが、姥湯温泉は米沢八湯のひとつです。
米沢八湯には、姥湯温泉のほかに
です。
今回はスケジュールの兼ね合いで、姥湯温泉だけしか行けなかったのですが、もしチャンスがあれば行ってみてはいかがでしょう。
詳しくは、米沢八湯のHPを見てみて下さい。
おわりに
秘湯と言うと、簡単に行く事ができない温泉がおおいのですが、姥湯温泉も確かにアクセスは楽ではありません。
道中が大変なぶん、感動も増すのかもしれませんね。
白濁したお湯に浸かりながら、山あいの景色を眺めている時間は本当に良い時間でした。
秘湯とはいえ、車でも行けますので、機会が有れば是非行ってみて下さい。
激おすすめです!
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