栃木の秘湯「加仁湯」で日帰り混浴!アクセスは歩きで片道1時間!

栃木の秘湯「加仁湯」で日帰り混浴!アクセスは歩きで片道1時間!温泉

以前から気になっていた栃木の秘湯「奥鬼怒温泉・加仁湯」。

秘湯、秘境という言葉にはめっぽう弱いので、いつかは行きたいと思っていた温泉です。

加仁湯は秘湯と言われるとおり、一般車両は通行止めの場所にあります。

宿泊客は宿の送迎バスがあるのですが、日帰り入浴なら自分の足で辿り着くしかないのです。

車で行ける限界の女夫渕駐車場から、片道約1時間。

山道を歩いて入浴してきたことを綴っています。

※この記事は2019年12月に書いています。本記事を参考にされる時には、記載時と変わっている事もあるかもしれませんので、有用性をご確認くださいますようお願い致します。

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加仁湯ってどんな温泉?

栃木県の奥鬼怒温泉郷は日光のさらに奥にあり、

  • 加仁湯
  • 手白沢温泉
  • 日光沢温泉
  • 八丁の湯

の4つの秘湯が存在しています。

前述の通り、奥鬼怒温泉郷は一般車両が通行止めの場所にあり、「関東最後の秘湯」としても有名です。

そのなかの「加仁湯」は一軒宿の温泉。

5つの源泉を持っていて、そのうちの4つは乳白色の濁り湯。

豊富な源泉と、自然の中の露天風呂が楽しめる秘湯として有名です。

加仁湯に日帰りで行くなら女夫渕駐車場から歩いて1時間!

加仁湯に日帰りで行くなら女夫渕駐車場から歩いて1時間!
女夫渕駐車場。徒歩と送迎バスの拠点になります。

加仁湯へ行く場合は、まず女夫渕駐車場まで行かないといけません。

女夫渕駐車場は日光宇都宮道路・日光ICから車で約50km。

ここまでも結構遠い・・・。

ぐにゃぐにゃの山道を走り、霧降高原や川俣温泉を超えていくと辿り着きます。

女夫渕駐車場に車を停めて

  • 宿泊客なら送迎バス
  • 日帰り入浴なら徒歩

で行くことになります。

今回は日帰りなので、気合をいれて歩いてきましたよ!

加仁湯へ日帰りで行くなら服装や靴の準備は必須!

女夫渕駐車場から加仁湯までは歩いて4km約1時間。

ちなみに、40代の中年男性の足での時間です・・・。

女夫渕駐車場から加仁湯までは歩いて4km約1時間
歩き始めてすぐの案内。この時はまだまだ元気。

秘湯、秘境と呼ばれることから想像できるかも知れませんが、舗装路や遊歩道ではありません。

トレッキングコースや山道を想像しておいた方が良いですよ。

なので、普段着ではなくトレッキングや軽登山くらいの格好をしていくことをおススメします。

とくに注意が必要なのは靴。

甘く見ないほうが良いと思います。

加仁湯へ日帰りで行くなら服装や靴の準備は必須!

12月初旬でしたが、既に雪が降っていました。

歩き始めは肌寒かったのですが、歩き始めると軽く汗ばむ感じ。

天気もあると思いますが、女夫渕駐車場で飲み物を入手しておくことを忘れずに。

途中、いくつかの橋を越えながらズンズン進んで行きます。

気が付くと、どこが道なのかわからないような場所もいくつかあります。

そんな時には、ピンクのリボンを探して歩を進めましょう。目印になっているようです。

加仁湯までの道のり
もはや道が無いに等しい山道。

日ごろの運動不足が祟って、途中なんども心折れそうになりながら・・・ちょうど1時間ほど歩いたところで「八丁の湯」に到着。

八丁の湯も、加仁湯とおなじく有名な温泉ですね。

八丁の湯
加仁湯の手前にあるのが八丁の湯

できれば秘湯の「はしご」と行きたかったのですが、時間の兼ね合いで今回は諦め・・・加仁湯へ向かいます。

加仁湯は八丁の湯からそれほど遠くないので、八丁の湯まで行ければあと少しですよ。

何とか加仁湯にたどり着いたのは、歩き始めて1時間ちょい。

まだ温泉に入ってもないのに、到着するとものすごい達成感を味わえます!

加仁湯
1時間歩いてようやく加仁湯に到着

日帰りで加仁湯に行くなら

  • 片道1時間、山道4km歩く
  • 靴や服装の準備が大事
  • 体力に自信がない人はキツイかも

と言うことは把握しておいた方が良いかもですね。

帰りも1時間歩くので・・・。

加仁湯はたくさんの露天と混浴がある

加仁湯は5つの源泉があるのですが、お風呂もたくさんあります。

ざっと羅列すると

  • 第一露天風呂(女性専用)
  • 第二露天風呂(混浴)
  • 第三露天風呂(混浴)
  • 利き湯ロマンの湯(混浴)
  • カモシカの湯(混浴)
  • 貸切露天
  • 内湯(男女別)

と言う感じ。

あと、宿の外に足湯、温泉プール(夏だけ?)もありますよ。

基本的には、日帰り入浴でも全て入る事ができます。貸切温泉は宿泊者だけかも知れません。(興味がある人は確認してみて下さい)

入ってきた温泉をいくつか紹介しますね。

一番のおすすめは第三露天風呂(混浴)

加仁湯の第三露天風呂(混浴)
おすすめは第三露天風呂

一番良かったのは第三露天風呂。宿のロビーから一番奥にある露天です。

この第三露天の隣が女性専用の第一露天風呂。

混浴が苦手な女性の方は、第一露天に行くと良いと思います。

第三露天風呂は、景色も良く、ゆっくりと乳白色の加仁湯のお湯を楽しめます。

温度には好みがあると思いますが、長く入れる温度ですよ。

ロマンの湯は5つの源泉が全て楽しめる

ロマンの湯は5つの源泉が全て楽しめる
5つの源泉が順番に並んでいるので利き湯ができる

利き湯ができるのがロマンの湯。

加仁湯の5つの源泉が並んでいるので、順番に入る事ができます。

ただ、ひとつのお湯は2人はいれるかどうかと言う広さ。

仲間やカップル、家族ならまだしも、見知らぬ人と2人で入るのは少々きついかも。

加仁湯のロマンの湯の大きさ
ひとつのお湯は2人はいれるくらいのサイズ感

また、基本的には激熱の温度です。

ドボンと飛び込んだりしないようにしましょう。

やけどするかもしれません・・・。

入り口は男女別ですが、脱衣所を出ると繋がっているのでご注意ください。

男(女)だけだと思って勢いよく出ると、異性がいるかも知れませんよ。

ロマンの湯は飲泉もできる

飲泉もできます。

温泉は好きですが、飲泉は苦手。うん、不味いです。健康には良いのでしょうけどね。

カモシカの湯、第二露天風呂(混浴)

カモシカの湯
カモシカの湯

貸切温泉、カモシカの湯、第二露天風呂はすぐそば。

立て続けに入る事ができます。また、この時期(12月)はやっていなかったのですが、温泉のプールもすぐそばです。

お湯は良いのですが、それぞれ近すぎて、なんとなく落ち着かない感じがしましたね。

加仁湯の第二露天風呂
第二露天風呂

加仁湯は内湯もおすすめ

せっかくなので内湯も堪能してきました。

ここまで紹介した露天は洗い場が無いので、しっかりと体や頭を洗いたい場合は内湯へGoですね。

シャンプーやボディシャンプー、シャワーもちゃんとあります。

加仁湯は内湯もおすすめ

加仁湯の混浴はバスタオル入浴できる?

温泉は好きだけど混浴はちょっと抵抗がある・・・。

女性にはこんな人も多いのではないでしょうか。

そんな女性にとって、バスタオル巻きでの入浴が可能かどうかは大きなことですよね。

加仁湯はバスタオル巻きでの入浴が可能です。

宿の方でレンタルバスタオル(300円)もあるので、安心して楽しめると思いますよ。

加仁湯の混雑状況は?

初めて訪れたので、平均的な混雑状況は良く分かりません。

ただ、今回12月の土曜日の週末訪問で日帰り入浴。加仁湯に滞在したのは12時~14時くらいの約2時間。

はっきり言って、メチャクチャ空いていました。

露天も内湯もほぼ貸切状態。他の入浴客はひとり居るかどうか。そんな感じでしたよ。

時間帯なのか、12月だからかは謎ですが。

ただ、やっぱりアクセスは決して良いとは言えないので、それほど混雑することも少ないのかも知れませんね。

宿泊客は、周辺のトレッキングなどを楽しむ人も多いようなので、ちょうど宿泊客が利用しない時間だったのかも知れませんね。

加仁湯の泉質は?

加仁湯には5つの源泉があり、それぞれの泉質は以下のとおり。

源泉名泉質泉温
黄金の湯含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉46.5℃
奥鬼怒4号含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉45.9℃
岩の湯含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉63.7℃
崖の湯含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉58℃
たけの湯ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉50.2℃

4つは硫黄を含んでいるので、入浴時の硫黄独特の「たまご臭」もありますし、入浴後にも衣服に匂いが残ります。

5つの源泉すべて無色透明なのですが、湯船に溜まると白く濁るとのこと。

実際に目にした温泉は乳白色(やや青白い)温泉でしたね。

このような温泉は沢山ありますが、ほかの温泉同様に、その日の天気や気温などで濁り方も変わるようですね。

加水も加温もない温泉だそうです。

加仁湯に日帰りで行くなら知っておいた方が良い事

今回、日帰りで加仁湯に行ってきたわけですが、気づいたことや感じたことがいくつかあります。

これから行きたいと言う人も居るでしょうから、いくつか記載しておきますね。

加仁湯周辺には熊が出る?

加仁湯周辺には熊が出る?

女夫渕駐車場から、加仁湯に行く途中、熊が出る事もあるようです・・・。

奥鬼怒周辺はツキノワグマの生息地とのこと。

どうせ出ないだろうと「たかをくくって」居たのですが、加仁湯に着いてみたら熊の毛皮がたくさん・・・本当に出るようです。

加仁湯に着いてみたら熊の毛皮がたくさん

ただ、基本的にはツキノワグマはおとなしく、普通は近寄ってこないそう。

とは言っても怖いですよね・・・。

できれば、音の出るクマよけの鈴を持っていると安心かも知れませんね。

日帰り入浴はドライヤーが無い

露天でも内湯でも、浴場にドライヤーはありません。

含硫黄のお湯の影響で、置かないようにしているそうです。

なので、髪の長い方などは日帰り入浴の時は濡らさないようにした方が良いかも知れませんね。

(宿泊の人は、部屋に備え付けがあるようです。)

加仁湯周辺の携帯の電波状況

秘境にある温泉なので、携帯の電波状況は良くありません。

ワタクシはドコモユーザーなのですが、加仁湯では繋がりました。ただ、加仁湯に向かう道中(山の中)では、ほぼ不通。

加仁湯のHP上では、以下のように記載があります。

加仁湯周辺で携帯電話が通じるのはdocomoとなります。 auで通じるのは加仁湯玄関付近、八丁の湯側となりますので予めご了承ください。 ソフトバンクのプラチナバンド回線のみご使用になれます。

引用:加仁湯

加仁湯の日帰り入浴の料金と時間

日帰りで入浴する場合、気になるのは入浴可能時間と料金ですね

時間と料金は次のようになっています。

加仁湯日帰り入浴
  • 入浴可能時間:9時~15時
  • 利用料金:大人800円 小学生500円

今回、12月の訪問だったので、日が落ちる時間も早い時期でした。

暗くなった中で山道を帰るのが恐かったので、14時には加仁湯を出発しました。

夏なら平気ですが、

  • 行きと帰りの往復時間
  • 加仁湯での滞在時間
  • 日の入り(暗くなる)時間

なども考えておくと良いと思います。

ほんと、暗い中歩けるような道ではありませんので・・・。

おわりに

日帰りですが、以前から気になっていた「加仁湯」に行くことができて、ひとつの目的をクリアしたかのような達成感を味わうことができています。

ただ、行くまでの道中が大変だったことに対する反動もあるのだと思いますが

  • 加仁湯の温泉
  • 秘境感あるシチュエーション
  • 雰囲気のある一軒宿

など、満足ポイントもたくさんあります。

温泉好きの人なら、一度は行ってみて損はない温泉とおすすめできます。

ちなみに、ほかに加仁湯に来ていた人とお話ししましたが、毎年来ているとのこと。

「料理も良いし、泊りでくるのがおススメだよ」

との事でした。

次回は泊りで言ってみたいですね。

宿泊か日帰りで迷った時には・・・宿泊がおすすめです!

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