一言主神社は茨城県の常総市にある神社。
御祭神は一言主大神で、言行一致の神様として知られているそうですね。
急に仕事が休みになった、とある日の平日。
ふと思いつきで参拝してきました。
ちなみに、一言主神社の読み方は「ひとことぬしじんじゃ」。
御祭神である一言主大神の読み方は「ひとことぬしのおおかみ」です。
言行一致の神様で一言の願いでも叶う
![言行一致の神様](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/yurai-800x450.jpg)
御祭神である一言主大神は「一言願わば、良き事につけ良からぬ事(心配事・病気・災難など)につけ、良く聞き分けてご利益を授けてくれる神様」と伝えられています。
簡単に言うと、「たった一言の願い事でも、ちゃんとご利益を授けてくれる神様」と言うことですね。
ちなみに「日本書紀」では一事主神、「古事記」では一言主大神として伝えられ、「言葉」の力を司る大神であると言われているそうですね。
はい、とてもご利益がありそうですね。
三岐の竹の伝説
一言主神社の社伝によると、大同4年(809年)に現在の西方に霊光を放つタケノコが生えて、数夜のうちに三岐(みつまた)の竹に成長したそうです。
不思議に思った村人が、行者に祈祷させたところ一言主神のお告げがあり、この地に社殿を造り大和の国葛城(現在の奈良)の一言主神を迎えて鎮斎したのが始まりとのこと。
奈良県の一言主神社とはこんな関係があったんですね。
ちなみに、境内の中には三岐の竹も祀られていて、確かに根元で三つに分かれていましたよ。
![三岐の竹の伝説](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/take-800x450.jpg)
一言主神社に参拝してきた
道中、車で向かっていると、ちょいちょい看板が出て来るので迷うことは無いでしょう。
ただ、裏参道入り口と言うのもあるので、表参道の入り口から行くのがおススメ。
県道252号、坂東菅生線と言う道を進むと、大きなゲートのようなものが視界に入ってきます。
ここが入り口ですね。
![表参道の入り口](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/ge-to-800x450.jpg)
廃れた田舎のテーマパークの入り口みたいで、正直なところ一抹の不安を覚えました・・・。(全然問題なかったですけど)
この入り口の周辺にも駐車場はありますが、気にせずどんどん進んで行くと、大鳥居が見えてきます。
![](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/ootorii-800x450.jpg)
この大鳥居の直前にも駐車場がありますが、よっぽど混雑していなければ更に車で進んで行きます。
※境内の中や、直前にも駐車場があるので大丈夫です!
車を停めたら、鳥居で一礼をして、いざ参拝です。
ミツバチも来る一言主神社の手水舎
![ミツバチも来る一言主神社の手水舎](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/hati-800x450.jpg)
お参り前に、手水舎でお清めをするのは一般的だと思いますが・・・何やら張り紙。
よくよく見ると、「近所のミツバチがお水を飲みに来社中!」とのこと。
・・・かわいいですね。
「ミツバチ専用水飲み処」まで用意されています。
はて、今日は来ていないのかな・・・と周囲を探してみると・・・
![近所のミツバチがお水を飲みに来社中!](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/hai2-800x450.jpg)
いました。
滅多に刺すことは無いようなので、やさしく見守ります。
拝殿だけでなく本殿も忘れずに
![拝殿](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/syaden-800x450.jpg)
手水舎でお清めが終わると、すぐに拝殿があります。
いよいよ、お願い事をする時がきました。
一言でお願いするべきか迷いつつ・・・二つばかりお願いごとをしたのでした。
さて、神社に参拝する時に、メインのところで拝んで終わりにする人も多いのではと思います。
ただ、ここで終わりにしないで、ぐるりと一周することをおススメします。
他にも見どころがたくさんあるからですね。
霊竹殿
![霊竹殿](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/210929-113238_R-800x450.jpg)
拝殿でお参りをしたら、左手に三岐の竹があります。
その少し先にあるのが、霊竹殿。
霊竹殿には歴代の三岐の霊竹が奉安されているとのことですね。
稲荷社・香取社
![稲荷社・香取社](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/210929-114656_R-800x450.jpg)
霊竹殿より更に奥に行くと、稲荷社・香取社があります。
御祭神はそれぞれ宇迦之御魂(うかのみたま)神、経津主(ふつぬし)神。
本殿
![本殿](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/honnden-800x450.jpg)
稲荷社・香取社の脇から、御本殿を拝むことができます。
朱塗りの社殿に彩色の施された彫刻がされていますね。
良く見ると、外壁の左右に「鳳凰と牡丹」、後側に「鷹と牡丹」の彫物、脇障子には「三岐の竹」の彫物が確認できます。
縁結び社
![縁結び社](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/ennmusubi-800x450.jpg)
縁結びの神である出雲の大国主(おおくにぬし)大神をお祀りする神社です。
この縁結び社の横にある「なぎの木」は、葉っぱが切れにくいことから縁結びの木として知られています。
落ちている葉っぱを持って帰ると、良縁が得られるそうですよ。
御神水
![御神水](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/gosinnsui-800x450.jpg)
境内の地下水が汲み上げられています。
飲用水として使う場合には煮沸消毒をしてください!と書いてありましたので・・・最近ひどい手荒れが良くなるように、手を洗いました。
御神木
![御神木](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/gosinnboku-800x450.jpg)
境内内には、立派な大木がいくつもあったので、どれが御神木なのかな・・・と思っていたら、拝殿の裏手にありました。
わかりやすく「御神木」と書いてありますね。
杉の大木で、正確な樹齢は不明のようですが、長い年月が経っているのは一目瞭然ですね。
今日は平日だったからか、参拝客も少なく、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。
一言主神社へのアクセス
冒頭でも触れましたが、一言主神社は茨城県の常総市にあります。
車で行く場合は、常磐自動車道の谷和原ICより約15分。
電車の場合には、つくばエクスプレスの守谷駅。中央西口よりタクシーで約20分。
もしくは関東鉄道常総線の水海道駅よりタクシーで約15分。
できれは車で行くのがおススメです。
住所:茨城県常総市大塚戸町875
一言主神社の駐車場
![一言主神社の駐車場](https://journey-men.com/wp-content/uploads/2021/09/tyusyajyu--800x450.jpg)
今回、少し驚いたのですが、神社の規模に対して、とにかく駐車場が多かったです。
たまたま空いているタイミングだったのかも知れませんが、境内の中にある駐車場以外はガラガラでした。
例えば初詣の時期とか、何かお祭りのあるタイミングとかは、もしかしたら混むのかも知れませんね。
ただ、空いているようなら、とにかく行けるとこまで車で行くのがおススメです。
先程も触れましたが、境内の中や直前にも停められますので、手前で停めてしまうと沢山歩く羽目になってしまいます。
おわりに
何気なく、参拝に行った一言主神社。
小さな神社ではありませんが、とても大きな神社と言う感じでもありませんでした。
ただ、個人的には凄く清々しさがあって落ち着いた雰囲気のある神社でした。
あくまでも主観ではありますが、いかにもご利益がありそうな感じがしました。 もし、機会あれば寄ってみて欲しい神社です。
コメント