春日部の地下神殿に行ってきた!場所やアクセスと見学の予約方法

春日部の地下神殿観光

2019年の3月の終わりに「春日部の地下神殿」と言われる首都圏外郭放水路の見学に行ってきました!

今までも年に数回だけ一般開放を実施していたのですが、入場規制がされるくらい人気で、見たくても見れない状況でした。

それが今年の3月23日からは、1年を通して有料見学会を実施するとの事で、さっそく予約!

実際に生で見ると凄く迫力があって、こんな施設が地下に埋まっていると思うと驚嘆しました。

せっかくなので地下神殿に行った時の様子や、場所とアクセス、予約方法や見学会のポイントなどを綴っています。

春日部の地下神殿とは ⁉

前述のとおり、正式名称は首都圏外郭放水路という埼玉県春日部市にある施設。

洪水を防ぐために造られた地下放水路で、国の施設で江戸川河川事務所が管理しているそうです。

色々興味があって聞いてみると、このような施設は日本全国にたくさんあるようなのですが、規模が全く違うとの事。

なんと地下放水路としては世界一の規模だそうです!

その規模の大きさや、水をためる調圧水槽の様子は、まるで古代ギリシアの神殿のよう!

施設が地下にある事から「地下神殿」と呼ばれているみたいです。(ちなみに総工費は2,300億円とか!)

確かに、その様相は洪水のための施設とは思えず、神秘的な景観はいかにもSNS映えしそうです。

また、様々な映画や音楽のPVなんかの撮影も多いみたいで「龍Q館」という名のミュージアム内には芸能人のサインがいっぱい貼ってありました。

こんな大きな施設が地下に造れるなんて改めて人間って凄いなぁと感心するばかりです。

また、実際に大きな台風や豪雨の時にはこの施設のおかげて洪水にならないようで、知らない事が山盛りです。

地下神殿に行ってきた!

今回は平日のお昼過ぎの「立坑体験コース」という見学会に参加です。

駐車場もありますので車で向かいます。結構広い駐車場で、見学会も定員制なので満車で停められないという事はなさそうです。

地下神殿の駐車場
駐車場はたくさんあります。

受付は30分前からなので早めに済ませます。

時間があるのでミュージアムをぶらぶらと見学。中も綺麗な施設です。

施設のメカニズムなどの展示資料を見ているだけでも楽しめます。

ミュージアム「龍Q館」
同じ施設内のミュージアム「龍Q館」

時間になり、いよいよ見学会スタートです。

最初は施設のスタッフによる説明を受けます。どのような施設なのか、どのようなメカニズムなのか、丁寧に教えてくれます。

子供のころの社会科見学などは全く面白くなかったのに、年を取ると興味が出てくるのは何故でしょう・・・。

非常に興味深く話を聞けました。

外郭放水路のメカニズム
街の下に6.3㎞の地下トンネルがあるなんて!

地下に溜まった水の放水をコントロールするという中央操作室は、まるで何かの司令部の様です。

中には入れませんでしたが、写真撮影はOKです。

この操作室では仮面ライダーや下町ロケットの収録もしたそうです。

中央捜査室の画像
中央操作室。放水は全てここでコントロールされるとか。

施設や機械の説明が一通り終わると、いよいよ地下神殿へ移動です。

何気ない運動グラウンドの隅っこに地下への入り口があります。

100段近い階段を降りていくと、徐々に太い柱と大きな空間が姿を現しました。

なるほど、まさに地下神殿です。

ここが地下神殿と呼ばれる「調圧水槽」
ここが地下神殿と呼ばれる「調圧水槽」

この空間は「調圧水槽」と言って、色々な川から集まった水を江戸川に流す前の貯水場所です。

78メートル×177メートルの広さに高さが18メートル。池袋のサンシャインビル一杯分の水を貯水できるとの事。圧巻です。

この巨大な柱は500トンの重さで全部で59本あるそうです。

ここでも色々な説明を聞いていると驚く事ばかり。こんな施設を作るなんて、本当に人間って凄いなぁと改めて思います。

今回は立坑体験コースなので、地下神殿の見学の後は立坑(たてこう)に移動です。

立坑とは各河川から洪水にならないよう水を取り入れる円筒状の貯水施設です。ち

なみに、深さ70メートル半径30メートルの円筒なので、スペースシャトルや自由の女神がすっぽり入るくらいの大きさだそうです。

第一立坑
全部で5つあるうちの第1立坑。

立坑は第1から第5まであり、全て地下でトンネルで繋がっているとの事です。

その最後に先ほどの地下神殿(調圧水槽)があって江戸川に放水する仕組み。

立坑見学コースでは、最も近い第1立坑の中に入り、最上部を歩くことができる見学コースです。

立坑の最上部

立坑の最上部。立坑体験コースはここを歩けます。

ヘルメットとハーネス(安全帯)着用が危険な香りを醸し出しますが、高いところが苦手では無ければ特に問題ありません。

ハーネス(安全帯)とヘルメット着用
ハーネス(安全帯)とヘルメット着用。

下を覗き込みます。深さ70メートルです。

大雨が降った時などには、ここに一気に水が溜まっていくんでしょうね。今日の水位はほぼ最下部くらいとの事でした。

立坑を上からのぞく
スマホとかカメラ落としても拾えません。

写真撮影の時間などもしっかりと撮ってくれて、再び地上に出て、今回の見学会は終了です。

所要時間は1時間45分くらいでしたが、あっという間に終わった感じで非常に楽しめました!

地下神殿の場所とアクセス

首都圏外郭放水路(地下神殿)の場所は埼玉県の春日部市です。

◆住所:埼玉県春日部市上金崎720

行き方は車で行くか、電車とバスを乗り継いでいくかどちらかになります。

◆ 車の場合

・東北自動車道 岩槻ICから国道16号線を春日部方面に約17㎞。

・常磐自動車道 柏ICから国道16号を春日部方面へ約20km

どちらから来るにしても国道16号の「金崎」もしくは「西金野井」の交差点を曲がって3~4分で着きます。

◆公共交通機関の場合

東武アーバンパークライン(東武野田線)の南桜井駅を下車し、北口からバスが出ています。バスの時刻表も貼っておきます。

もし駅から歩くとすると、2kmちょっとあるので、30分くらいは掛かるのではないでしょうか。

南桜井駅からのバス時刻表
南桜井駅からのバス時刻表

青いラインで囲ってあるバスが、龍Q館(地下神殿)経由のバスです。

そんなに本数が多くはないので、早めに行くくらいの方が良いかもしれませんね。

地下神殿の見どころ

やはり、一番の見どころは地下神殿と呼ばれる「調圧水槽」ではないでしょうか。

一見の価値があると思います。柱の大きさや空間の広さも凄いですが、なんとも神秘的な雰囲気に圧倒されました。

また、今回の見学会のコースに含まれていた第1立坑も見どころのひとつです。巨大な堅穴で、最上段から覗き込むのは凄く迫力があります。

あとは、残念ながら今回のコースには入っていませんでしたが、地下神殿に溜まった水を排水する巨大ポンプを見学するコースもあるようです。

航空機用のガスタービンを専用に改造した国内唯一のポンプ設備だそうです。機械が好きな方には堪らない見学コースだとの事。

地下神殿の見学会は3つのコースに分かれていますので、自分の見たいところが含まれているか確認してから予約するようにした方が良いです。

ちなみに、地下神殿といわれる「調圧水槽」は全てのコースに含まれているとの事でした。

また、この規模感の地下放水路は世界最大級(おそらく世界一との事)なので、施設内に入れて見学できるというのは非常に貴重な経験ではないでしょうか。

見学会のコースと予約方法

地下神殿の見学会は現在3コースです。今回は立坑体験コースに参加しましたが、それぞれの違いやポイントもスタッフさんに聞いてみました。

地下神殿見学会の3つのコース

≪立坑体験コース≫

定員20人、所要時間約110分、料金3,000円/人

地下神殿(調圧水槽)と巨大堅穴「第一立坑」の見学がセットになっていて、立坑の最上部のキャットウォークをヘルメットとハーネスを付けて1周する体験コースです。

スタッフさんに聞いたところによると、地下神殿での自由時間も比較的取れるコースなので、しっかり写真を撮りたい人にもこのコースがおすすめだそうです。

今回も15分ほど写真撮影の時間がありました。

あとは、高所恐怖症の人は止めた方が良いみたいです。ただ、このコースを選んでもキャットウォークだけ参加しない事もできるみたいです。

≪ポンプ堪能コース≫

定員20人、所要時間約100分、料金2,500円/人

地下神殿(調圧水槽)と日本国内唯一のポンプ設備が見学できるコースです。

今回のスタッフさんはポンプガイドはやらないみたいなので、あまりポイントは聞けませんでしたが、とにかく凄いポンプらしくて機械好きな人にはおすすめだそうです。

≪地下神殿コース≫

定員50人、所要時間約55分、料金1,000円/人

地下神殿(調圧水槽)メインのコースで第一立坑も少しだけ見ることができるようです。

気軽に参加できるコースですが、1時間弱のコースなので地下神殿内での自由時間などは他のコースに比べると少し慌ただしくなってしまうとの事でした。

とりあえず「地下神殿を見てみたい」という人には良いかもしれません。

地下神殿見学会の予約方法とポイント

地下神殿の見学会に参加するには、事前の予約が必要です。

基本的には、2019年3月23日からは毎日開催する予定だそうですが、施設点検などの際は未開催になるとの事でした。

予約方法は、首都圏外郭放水路のホームページでWeb予約ができるほか、電話での予約も可能です(TEL:048-747-0281)。

予約の開始日

一か月前の同日から予約がで、同日が無い場合にはその翌日になるようです。
Ex)7月10日の予約開始は6月10日から
Ex)7月31日に予約開始は7月1日から

スタッフさんに聞いたところ、週末の予約は直ぐに埋まってしまうとの事で、特に立杭体験コースは人気だそうです。

参加費用の支払いは、Web予約の場合にはカード決済も可能で、当日現金払いでも大丈夫です。

地下神殿見学で注意した方が良い事

今回見学会に参加して、これから行く人のために参考になればと少し気になった注意点を綴ってみます。

◆服装や靴には注意

多少は汚れても良い服装をしていった方が良いです。

狭い作業用階段を通りますし、地下神殿内も地面は少し砂っぽいです。

たくさん汚れるという事はないですが、多少は汚れる恐れはあります。あとは、歩ける靴ですね。サンダルやかかとのあるヒールはNGです。

◆小学生未満の子供は参加できない。

小さな子供は参加できないのと、中学生未満の場合には大人の同伴が必要だそうです。

連休の際など、家族での見学会参加の時には注意した方が良さそうです。

◆写真をしっかり取りたかったらコース選びが重要

今回は立坑体験コースに参加しましたが、しっかりと施設の解説も聞けて、写真もしっかりと撮れました。個人的には時間配分も人数もちょうど良い見学会でした。

ただ「地下神殿コース」の場合には、第1立坑内のキャットウォーク体験などがないので工程も短縮されますが、時間は半分の55分で定員も倍以上の50人です。

これはスタッフさんも仰っておりましたが、結構バタバタしそうだなと思いました。

おわりに

以前からこの施設があった事は知っていたので、今回は念願の施設見学になりました。

たしかに、神秘的な様相や巨大な地下施設にも感動して写真も沢山撮りましたが、なにげに日本の技術力に改めて感動しちゃいました。

色んな川の水が5つの立坑に溜まって、それが6㎞以上も地下トンネルで繋がっていて、最終的にあの地下神殿に溜めて、江戸川に流す。

しかも司令部のような操作室で全てコントロールしてるって凄くないですか??

しばらくは、週末などは予約を取るのが大変かもしれませんが、機会があったら是非行ってみると良いかもです!

※本記事を参考にされる時には、記載時と変わっている事もあるかもしれませんので、有用性をご確認くださいますようお願い致します。

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