2109年の3月中旬に、平日休みを利用して静岡の大井川鐡道の奥大井湖上駅にいってきました。
最近は秘境駅としても有名になって、SNSの撮影ポイントとしても人気の場所ですね。
天候にも恵まれて、行ってみて非常に満足!
ただ、車で行ったのですが駐車場がわかりにくくても目的地近くを何度も行ったり来たり・・・。
今回は大井川鐡道の奥大井湖上駅の魅力と、わかりにくかった駐車場への行き方、撮影ポイントや注意点について綴ってみました。
奥大井湖上駅ってこんなところ
今でも年間を通してSL蒸気機関車を運航していたり、イベントで機関車トーマス号を走らせているのが大井川鐡道。
(もちろん普通列車がメインで、いつもSLではありません。)
各駅もレトロな駅舎が多く、まさに日本の昔ながらの風景が楽しめる鉄道で以前から非常に興味がありました
また、智頭~井川間は日本唯一のアプト式列車が走っているという事で、鉄道ファンにも絶大な人気があるそうです。
中でも、奥大井湖上駅は「湖に浮かぶ駅」として最近のフォトジェニックスポットとしても人気の駅になっています。
私自身は鉄道ファンでも、SNS好きという訳でもないのですが、「秘境」という言葉には非常に弱いのです。
以前から機会があれば行きたい!と思っていた場所のひとつでした。
奥大井湖上駅へのアクセス
今回は車での旅のため、公共交通機関を利用する方には自分で調べて頂くとして・・・。
車の場合には、以下の2つの方法で行く予定でした。むしろ、車で高速利用の場合なら、だいたいこの行き方になると思います。
◆新東名高速道路の「静岡スマートIC」を降りて行く
国道362号を利用し北上~智頭駅付近で県道77号~夢の吊り橋で有名な寸又峡方面との分岐点で県道388号で奥大井湖上駅へ。
◆新東名高速道路の「新静岡IC」を降りて行く
県道27号で安部川沿いに北上~玉機橋を渡り県道189号三峯落合線をひたすら走り、そのまま南アルプス公園線(県道60号)で井川ダムを越えて奥大井湖上駅へ。
私の場合、他にも寄り道をしているため、行きは前者で帰りは後者です。
両方とも、距離的にはインターから60㎞弱なのですが、山道をかなり走る為、時間はそれなりに掛かると思っていた方が良いと思います。
渋滞無しでインターから1時間半くらいじゃないでしょうか。
奥大井湖上駅の駐車場はどこ?行き方について
奥大井湖上駅に行くまでに、一番迷ったのが駐車場です。
ナビですぐそこに目的地の駅があるのに、何度も行ったり来たり。とにかく曲がるポイントがわかりにくかったです。
駐車場への行き方は、県道388号線から脇に入っていくのですが、
①井川、接阻峡温泉方面から行く場合には、左側に「岩瀧不動堂」があったら、その先50mくらいで左に入れる所がありますのでここを降りていきます。
②寸又峡方面から行く場合には「不動トンネル」を抜けてから150mくらい走ると、右側にV字で曲がれる場所が出てきますので、ここを入ります。「岩瀧不動堂」というお堂までくると行きすぎです。
また、寸又峡方面から来る時には、不動トンネルの手前(本当に直前です)にも右に入れそうな細い道がありますが、駐車場への道ではありません。
(自分の時は進入禁止の立て看板で閉鎖されていました。)
駐車場は無料で9台ほど停められますが、休日や混雑時には埋まってしまうかもしれませんね。
展望台は時刻表を事前に調べていった方が良い
奥大井湖上駅の撮影スポットとして、レインボーブリッジ展望台という撮影スポットがあります。(この記事のトップ画像が展望台から撮った写真です。)
少し離れた場所から、エメラルドグリーンの湖や湖上の駅、列車が一望できるスポットとの事で、駐車場に車を停めてから、まず初めに行ってみました。
どうせなら、「列車が来ているタイミングで写真を撮りたい!」と思うのは当然ですが、いつ電車が来るのか分からない・・・。
文明の利器スマホで調べようにも、なんと電波が入らないという状況。
さすが秘境駅です。(展望台以外の場所では何とか電波が来ていました)
幸い、その場にいた心優しい方が「あと5分ほどですよ」と教えてくれたので良かったですが、列車の到着時間(時刻表)は事前に調べておく方がおすすめです!
列車の到着時間がわかれば、先に展望台に行くか、駅に行くかの作戦も立てやすいですしね。
線路脇の遊歩道を歩いてみた
奥大井湖上駅の目玉のひとつが、レインボーブリッジ遊歩道です。
線路のすぐ脇が遊歩道になっており、湖の上を歩いて駅に上陸ができるようになっています。
無人駅なので、入場料なども一切かかりません。
展望台から、階段を使い降りていく途中、コバルトブルーの湖が目の前に現れた時には本当に綺麗で、テンションがグングン上がってきます。
遊歩道自体も、しっかりとしている作りで、特に怖いという感じも全くありません。
天気も良くて歩いていて非常に気持ちが良かったです。
ホームに着くと、みんなそれぞれ写真を撮ったりして楽しんでいました。
ホームのすぐそばに、レイクコテージ奥大井というちょっとした休憩場所もありトイレもあります。
奥大井湖上駅へ行く時の注意点
今回、奥大井湖上駅に訪れてみて、これから行ってみたい人への参考になればと思う点を綴ってみます。
車の場合には、山道をかなり走る
私自身は、運転が好きなこともあり、秘境感があって非常に楽しめましたが、かなりグネグネな山道を結構走ります。
車の運転が苦手な人や好きではない人は大変かもしれません。
公共交通機関を利用したり、運転が好きな人と一緒に行く方が良いかもしれませんね。
駐車場への道がわかりにくく、停められる台数が少ない
駐車場への行き方は、既に記載した通りですが、実際に停められるのは8~9台ほどでした。
今回は平日だったからなのか(?)とても空いてましたが、混雑時には停められなくなるんじゃないかと思います。
また、駐車場へ向かう道は幅員も狭く、対向車があるとちょっと大変です。
何気に結構歩く
今回、駐車場から展望台、そこから駅まで遊歩道を歩き駐車場へ戻りましたが、何気に結構歩きました。
40代、常に運動不足の自分は息切れする感じです。
また、傾斜のキツい階段や足元が悪い場所もありますので、歩ける靴で行く方が良いでしょう。
サンダルなどだと少しキツイと思います。
奥大井湖上駅周辺のおすすめスポット
秘境と言われる山奥まできたのですから、どうせなら他にも寄ってみたい!という事で、今回の旅では他にも色々寄り道しています。
その中で当たりだった、おすすめのスポットをご紹介します。
寸又峡の夢の吊り橋は、奥大井湖上駅と同じく絶景スポットという事で非常に人気のある場所です。
休日時にはかなりの混雑との話ですが、確かに綺麗な場所でした。また、温泉好きの方は寸又峡温泉目当てで行くのもおススメです。
長島ダムは、個人的にはかなり穴場だと思います!
タイミングにも恵まれたようですが、こちらもエメラルドグリーンの綺麗なダムを見ることができました。
接阻峡温泉は、温泉好きの方には是非お勧めしたい温泉です。
素朴な田舎の温泉でしたが、お湯は非常に良かったです!
おわりに
以前から興味のあった奥大井湖上駅でしたが、結果は「行って良かった!」と言えるスポットでした。
欲を言えば、これから春という3月中旬でしたので、葉の落ちたままの茶色い木々や岩肌が少し目に付きました。
もう少し緑の綺麗な時期であれば、完璧だったのではないかと思います。
とはいえ、綺麗なエメラルドグリーンの湖の色や、秘境感たっぷりの景観や道中など、大満足でした。
機会があれば、是非行ってみた方が良いよと、心からおすすめできる場所でした!
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