白糸の滝というと、日本全国あちこちにあるようなのですが、今回は静岡県富士宮市の白糸の滝と音止の滝を見に行ってきました!
マイナスイオンたっぷりの滝好き人間ですが、ここの滝は結構凄かったです。機会があれば是非、見に行ってみると良いと思います。
白糸の滝と音止めの滝はもちろん、雄大な富士山も綺麗でした。
行ってきた感想と、混雑状況や駐車場の話、周辺観光について綴っています。
富士宮の白糸の滝の見どころ
1936年に「白糸の滝」と「音止の滝」(と周辺地)が国の名勝及び天然記念物として指定されているそうです。
白糸の滝は、富士山の湧水が幅150メートルに渡って湧出していて、白い糸を垂らしたように流れ落ちています。
滝の高さは20メートルくらいらしいのですが、幅広い滝は迫力が凄かったです!
音止の滝は、白糸の滝の東側に位置していますが、こちらも落差25メートルの雄大な滝でした。
どちらも源頼朝にちなんだ逸話や伝説があるので滝を見ながら歴史にも触れることができます。
そしてやっぱり富士宮!富士山がでっかく見えます!白糸の滝、音止の滝、そして富士山、一気にまとめて楽しめました。
白糸の滝を見に行ってきた!
訪れたのは、4月に入ったばかりの平日。
行ったことのある知人に聞いたところ、結構な迫力の滝で、見る価値あり!との事でしたので楽しみにしていました。
車で行ったのですが、駐車場に到着して車を停めます。
駐車料金を払い、案内図をもらって歩き始めると目の前に霊峰富士がドーンと。
やっぱり富士山は雰囲気ありますね。
はやる気持ちを抑え、まずはトイレに。きれいなトイレでした。
こういう観光施設のトイレが綺麗だと、なんだか嬉しくなるのは何故でしょうか。。。
トイレの反対側には、案内所があってパンフレットや周辺の観光情報も入手できます。
案内図の順路どおりに歩を進めると、まずはお土産屋さん(売店)が出てきます。
このお店は「白糸ガーデン」 というお店なのですが、後述する駐車場の話でも触れますので、覚えておいてください。
ソフトクリームや静岡ならではの「わさび」商品、富士宮ならではの「富士宮やきそば」も食べられます。
そのまま足を進めると、今度は富士宮やきそばのお店が。
やっぱり富士宮に来たからには、名物の富士宮焼きそばはどっかで食べておきたいグルメですね。
富士宮市内では有名な富士宮焼きそばのお店もたくさんありますが、寄る予定がなければ、白糸の滝観光のついでに食べてみるのもおススメです。
白糸の滝にある売店や食堂でも、何店舗か食べられるところがありました。
そして、まずは「音止の滝」が目に入ってきます。
高さは25メートルだそう。結構な轟音でドバドバと流れ落ちて迫力のある滝です。
鎌倉時代に、曽我兄弟という兄弟が討ち入りの相談をしていた時に、滝の音がうるさくて声が良く聞こえなかったとか。そこで神様に念じたら、音がピタッと止んだので「音止の滝」だそうです。
念じましたが、音は止まりませんでした・・・。
ここから、売店やお土産屋さんが並んでいる遊歩道を進んで行きます。
生わさびや、地元の果物なども売っていて、まるで商店街のような雰囲気です。
歩いていると、いよいよ白糸の滝が!遠くの方に滝が見えます。
ここから階段を降りて、滝の間近まで行けます。
徐々に近づいていくと、ひんやりと涼しくなってきます。
崖面のいろんなところから湧水が流れ出していて、荘厳な雰囲気の滝です。
確かに岩壁の隙間から白糸が垂れてるようにも見えますね。
150メートルに渡っているだけあって、とにかく幅広い!
滝つぼの水もとても綺麗で、富士山の湧水と聞くと尚更きれいな水のような気がします。
友人が「一見の価値あり」という訳がわかりました。見に来て良かったです。
滝を間近で堪能した後は、展望スペースに足を運びます。
展望スペースからは、富士山×白糸の滝が見れます。滝に虹が掛かってまさに絶景でした!
ただ、敢えて言うなら、木々の緑がもっと濃くなる新緑の時期や紅葉の時期だったら、完璧だったと思います。
白糸の滝へのアクセス
◆車で行く場合
新東名高速道路:新富士ICから西富士道路(国道139号)で約18㎞(30分ほど)
東名高速道路:富士ICから西富士道路(国道139号)で約20㎞(35分ほど)
中央高速道路:河口湖ICから、国道139号、県道71号経由で約35㎞(50分ほど)
◆バスで行く場合
JR富士宮駅から「白糸の滝行き」のバスが出ています。(30分ほど)
※時刻表は富士急静岡バスのホームページで調べられます。
ちなみに、白糸の滝発のバスの時刻表がこの写真です(富士宮駅ではないですよ)。
それほどバスの本数は多くないみたいですね。
白糸の滝の駐車場と混雑状況
白糸の滝の駐車場
≪白糸の滝専用駐車場≫
白糸の滝には有料の専用駐車場がありました。一般の車は500円です。
台数も数えていませんが、100台くらいは停められるほどの規模です。ほとんどの人はここに停めるみたいです。解放時間は8:30~16:30です。
ただ、この専用駐車場の周辺にも駐車場はあります。
≪白糸ガーデン駐車場≫
専用駐車場の道路を挟んで反対側にあります。1日200円ですが、前述した白糸ガーデンという売店を利用すると無料になるみたいです。
売店を利用しなくても、専用駐車場より安いので空いていたらココに停めちゃった方が安いしお得です。
≪その他の売店駐車場≫
他にも、専用駐車場や白糸ガーデン駐車場の周りにお店の駐車場がポツポツありました。
だいたいの駐車場が、お店利用で無料という形になっていました。
≪停めるとこが無い時には≫
白糸の滝からは少し離れますが、西側に白糸自然公園という公園があり駐車場が150台くらい停められます。
ここに停めると、白糸の滝の専用駐車場まで1㎞くらいあるので、12~3分は歩く必要がありますが、「混雑してて停められない!」「歩いても良い」という場合にはこちらも選択肢としてはありかも知れませんね。
白糸の滝の混雑状況
今回は平日の午後に行ってきましたので、普通に空いていました。
駐車場も空いていましたし、渋滞にも遭遇しませんでした。それでも観光客はそれなり来ていましたので、やっぱり人気スポットなんでしょうね。
なので、専用駐車場のおじさんに色々と聞き込みをしてみました。
週末や連休にはやっぱり混雑はするようです。
ひどい時には駐車場待ちで1時間待ちとかにもなるようで、ここまでのメインルートの国道139号も渋滞するとの事。
団体バスが立ち寄る時間帯がお昼前後らしく、この時間帯は食堂で食事をする人も多いから滞在時間も伸びるそうで一番混むそうです。
やっぱり狙い目は平日なのですが、「週末にしか来られない人は朝早めに来ると良いよ」との事でした。専用駐車場は8時半に開くそうです。
白糸の滝の周辺観光スポット
白糸の滝のある富士宮市は富士山のふもとなので、周辺には観光スポットはたくさんあります。
富士宮市内で言えば、やっぱりB級グルメグランプリで殿堂入りをしている富士宮焼きそばは食べておいた方が良いですね。
それから市内にある富士山本宮浅間大社は、全国1300の浅間神社の総本宮で、東海地方最古の社です。パワースポットでもありますので、参拝もおススメです。
また白糸の滝から北に行くと、富士ミルクランド(←ここは行ったことないです)や、朝霧高原を抜けて、富士五湖のひとつ本栖湖までは30分ほどです。
そのまま富士山をぐるりと回ると河口湖の方へ抜けられます。
車での移動なら、周辺の観光には不便はしなそうですね。
おわりに
日本の滝百選にも選ばれている富士宮の「白糸の滝」「音止の滝」は評判通りの良いスポットでした。
最近は人気もあるようで、外国の観光客の方も多かったです。
週末の混雑はそれなりに凄いみたいですが、おすすめできるスポットでした。
週末だったら混雑するお昼を避けて、朝早い時間がおすすめだそうです! 是非、機会があったら見てみてください。
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