半年ほど前、庭にゼニゴケが大量に繁殖してしまい、熱湯を使って駆除してみました。
熱湯での駆除はかなりの効果があり、一旦はゼニゴケとの戦いは終息を迎えたのですが・・・約半年後、再び「奴」がかなり繁殖しているのを発見したのです。
前回の駆除の生き残りが居たのか、梅雨の時期で繁殖に最適な環境(湿気が多い)なのが原因か・・・いずれにせよ、ゼニゴケとの再戦を迎える事になったのです。
今回は、トーチバーナーを使用することに。
ゼニゴケを「焼いて」駆除すると言う方法ですね。
ちなみに、前回の熱湯を使った駆除の記事はこちらです。
ゼニゴケの繁殖力は凄い
冒頭で触れたとおりですが、約半年前にゼニゴケの駆除に挑戦しています。
当時は「できるだけお金を掛けずに駆除したい」という思いがあったため、熱湯をぶっかけるという方法を選択。
結果から言うと、充分効果がありました。
ただ、生き残りのゼニゴケがあったのか、半年経った今、また結構なゼニゴケが繁殖しているのを発見してしまったというわけです。
今は梅雨時期なので雨も多く、繁殖しやすい環境というのもあるのでしょうが・・・やっぱり個人的には「ゼニゴケ」は嫌いです。
というわけで、もう一度駆除をすることになったのです。
トーチバーナーでゼニゴケを駆除
前回と同じく、熱湯でも良かったのですが
という2つの理由から、今回はトーチバーナーで「焼く」と言う方法を選択することに。
ちなみに、購入したのは「イワタニのカセットガストーチバーナー」です。
「イワタニ」(イワタニ産業)といえば、カセットコンロをご自宅で使っている方も多いのではないでしょうか。
このバーナーを選んだ理由としては、燃料がカセットコンロのガスと共通で使えるということが一番です。
これは非常に便利ですよね。
ちなみに、近所のホームセンターではSOTO(新富士バーナー)さんのトーチはたくさん見かけたのですが、イワタニさんのが見つからなかったです。
見た目はSOTOさんのほうが好みでしたが・・・やっぱりカセットコンロと共通で使えると言うのは便利です。
ただ、家でカセットコンロを使わないと言う人や、キャンプなどでSOTOさんのガスを良く使う人は、SOTOさんのトーチでも良いかも知れませんね。
ゼニゴケをバーナーで焼いた結果
トーチバーナーをセットしたら、早速ゼニゴケを焼いていきます。
(トーチバーナーの詳しい使い方は後述しています。)
数時前に雨が降ったことに加えて、日当たりも良くない場所なので、土は湿っています。
本当は、数日間天気が続いて、しっかり乾燥している時に行えば良いのでしょうが・・・せっかちな性格です。
火力は1400℃と記載もあるし、大丈夫でしょう。
説明書には、火口を下側に45度以上傾けない方が良い(過熱による不良が起こる可能性がある)と記載があったので、45度を心がけながらゼニゴケに火炎放射していきます。
バーナーの火を当て続ければ、燃えていくのですが・・・思ったより時間が掛かる?
ただ、3~4秒あてるだけでも、明らかに色が変わります。
どこまでやれば良いのか枯れるのか、少し謎だったのですが「数秒(5~6秒)火をあてて色が変われば終了」と決めて、次々と処理していきます。
何故、数秒あてるだけで処理を終了にしたかと言うと、前回の熱湯処理の経験を踏まえてです。
熱湯を掛けて駆除した時も、その時はあまり変化はなく、1週間後に見てみると明らかに枯れた感じになっていたんですよね。
なので、今回も後から枯れて来るかなと。
(※追記:やっぱり1週間後には枯れていましたね)
参考までに、駆除をした2か所について、「処理前」、「処理後」、「1週間後」の様子を載せておきます。
【1か所目:バーナーで焼く前】
【1か所目:バーナーで焼いた後】
【1か所目:1週間後】
【2か所目:バーナーで焼く前】
【2か所目:バーナーで焼いた後】
【2か所目:1週間後】
トーチバーナーの火をゼニゴケにあてても、数秒だと緑色のままです(若干色は変わりますが)。
ただ、1週間たてば、おおむね枯れていますね。
ちなみに、ずっと火をあてていれば、当然焦げ焦げになっていきます。
ただ、結構時間が掛かるので「数秒(5~6秒)焼く・・・軽く色が変わる」と言う状態で充分効果がありましたね。
1週間ほどしてから様子を見て、緑色をしたゼニゴケが残っている「焼き」が甘かったところをもう一度処理して今回は終了です。
イワタニのカセットガストーチバーナーの使い方
トーチバーナーの使い方は、単純にセットして点火レバーを引くだけなのですが、一応記載しておきます。
と言う流れなのですが、画像付きで補足しておきます。
まず、「火力調整つまみ」をマイナス方向に止まるまで回しておきましょう。これはセットする時にガスが出ないようにするためですね。
それから、トーチバーナーをガスボンベにセットします。
バーナーの底の凸と、ボンベの凹を合わせる感じです。
セットしたら、バーナーが固定されるまでひねります。
少し押し込みながらひねるイメージです。
ちなみに、「SET」「RELEASE」と記載がありますが、ボンベをSETの方に、トーチをRELEASEの方にひねるイメージですね。まぁ、回る方に回せばOKです。
トーチバーナーがセットできたら、火力調整つまみを少しプラスにひねります。(あまり最初からたくさんひねらない方が良いですよ。)
最後に、レバーを引けば点火します。
ちなみに、消火する時は火力調整つまみをマイナス方面へ止まるまでひねれば消化します。
おわりに
今回は、トーチバーナーで焼くと言う方法でゼニゴケの駆除をしてみました。
現時点では、この後どのように変化していくか様子見ですが、おそらく効果はあるのではないかと思っています。
少ししたら、経過も記載していこうと思います。
1週間後の経過観察で、充分効果がありました。
同じように、ゼニゴケの繁殖で困っている人の参考になれば幸いです。
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